ニュースを見ない生活: ニュースは人を不幸にする

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悪いニュースほどよく売れる

「ニュースをみるとバカになる10の理由」のp44に以下のような記載があります。

彼らはつねに芳しくないニュースを強調する。 「新年度予算では財政赤字が減った」–だが「その額は予想より少なかった」とか、 「住宅着工件数が増加した」–だが「そのため金利の上げ圧力が強まった」。 逆に「公定歩合が下がった」となれば、今度は「年金生活者の生活が苦しくなる」と警告する。

(中略)

いいニュースは抑え、悪いニュースはそのまま報じなければならない。 なぜなら、「悩み」は新聞の売り上げを上げるからである。 もし将来に満足したら、私たちはニュースに対する関心を失い、 新聞の購読契約を破棄することだろう。

この本はアメリカについて書かれていますが、日本でも同じです。 何かやったら批判し、何をしなくても批判する、それがニュースというものです。

ニュースを見るとニュースの世界観に染まる

これは別に新聞だけに限った話ではありません。 Twitterでもネガティブなことばかり流す人はたくさんいます。

問題なのは、そのようなものばかり見ていると、 ネガティブになってしまうことです。 だから、自分はそういう人とはなるべく近づかないようにしています。

一旦逆に考える

自分はよく、ネガティブな話を聞いたら、一旦逆に考えるようにしています。 それはそれで辻褄が合うことが多いです。 なぜかというと、物事にはだいたい二面性があるからです。

「ニュースをみるとバカになる10の理由」のp31に、ニュースの二面性の例が載っています。

  • 自動車産業、急速に回復
  • 全米の自動車生産、ぱっとせず

上の例は同じ日の同じ新聞なんですけどね。

参考文献

まずこの本。絶版なので中古でしか入手不可。

逆に考えるためにはこの本を。