ゴシップサイトブロッカー v1.5.1で不必要なパーミッションを要求していた件について

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不必要なパーミッションを削除

v1.5.1で「閲覧履歴」を要求していた件ですが、こちらの勘違いでした。 v1.5.2で修正しています。

技術的な理由を書くと、v1.5.1では"tabs"パーミッションですが、 v1.5.2では"activeTab"パーミッションに変更しています。

勘違いした理由

ポップアップのためのコードは開発中の別の拡張機能(非公開)で使われていたコードをコピーしました。 そこに"tabs"パーミッションが含まれていました。

そのコピー元のコードを書いたときは、以下のページを参考にしました。

このページの以下の記述を見て、tabsパーミッションが必要だと判断しました。

However, the “tabs” permission is required in order to populate the url, title, and favIconUrl properties of Tab.

パーミッションが追加される件についてはテストしていたときにも気づいたのですが、 あまり深く考えずにリリースしました。

今日(12/16)「アクティブタブを取得する方法はどうなんだろう」と思い、 ググってみたところ以下のページを見つけました。 この記述を見てactiveTabパーミッションが必要だと気づき、すぐに修正しました。

本来は「アクティブタブ取得に強力な権限は不要なはずがない」と判断し、 v1.5.1リリース前にもっと調べるべきでした。

また、chrome.tabsのページには、“activeTab” パーミッションの記述が不足しているため、 ページ編集のリクエストを送っておきました。

今後について

今のところ予定はありませんが、 もし追加でパーミッションを必要とする際は、事前に説明を入れるようにいたします。

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