お金のために働く人はお金に逃げられる

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働くことは楽しいですか?

「楽しい」。いいことです。

「楽しいこともあるけれどつらいこともある」。自分もそうです。 それで十分です。

「つらいことだらけ」。それはイヤですね。 今の仕事が合っていないのかもしれません。 病気になる前に休んでください。

「お金のために働くからつらくて当然」 それは危険です

「働くこと=ストレスと時間をお金に換えること」?

さらば、GG資本主義~投資家が日本の未来を信じている理由~ (光文社新書)さらば、GG資本主義~投資家が日本の未来を信じている理由~ (光文社新書) 』 という本を読んでいたのですが、以下の記述にびっくりしました。

その講義の初めに「働く」ことのイメージを受講生に聞いたことがありました。 すると、学生の8割ほどが「働くこと=ストレスと時間をお金に換えること」 だと捉えていました。いま私が一番心配しているのは、 この「日本人の仕事に対するネガティブな潜在意識」についてです。

(中略)

さらに聞いていくと、「世の中の会社は、基本的にみんなブラック。 従業員や取引先、顧客から搾取をして利益を上げるのが会社であって、 ホワイト企業などそんざいしない」という考え方を持っていて、 びっくりします。

なぜびっくりするのかと言うと、それでは経済が成り立たないからです。

誰かのものを奪わないと成り立たない。それって年貢ですよね。 今さらそんな発想をしている人がいるとは。

これからの働き方

「働くこと=ストレスと時間をお金に換えること」を前提にすると、 お金を増やすには、ストレスを増やすか、時間を増やすしかありません。

よりキツい仕事をするか、長く働くしかない。 それってブラック企業経営者と同じ考え方です。

発想を変えましょう。 よりストレスなく働く、より少ない時間で働く、それがこれからの働き方です。

参考文献

文中で挙げたのはこの本です。 サブタイトルにもあるように、とても前向きな本です。 ただし、多くの人が前向きな未来を信じて行動しないと明るい未来はやって来ません。


さらば、GG資本主義~投資家が日本の未来を信じている理由~ (光文社新書)

ベストセラーになった本です1。平均寿命が100歳になるかどうかは分かりませんが、 もし平均寿命80歳だとしても、75歳くらいまでは働くのが目標です。


LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

これも有名な本です。ちょっと意識が高すぎるかもしれませんが、 普段の業務にこの考え方を取り入れるだけで、かなり楽になります。


レバレッジ時間術 ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)

あとはやっぱりドラッカーのプロフェッショナルの条件。


プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
[ひふみ投信]: https://www.rheos.jp/


  1. 「ワーク・シフト」の方がいいかもしれませんが、まだ読んでないので。 ↩︎

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