任天堂株式総会に行ってきました
はじめての株主総会
株を始めてから8年くらいになりますが、ずっと行きたかったのが株主総会です。 特に行きたかったのが任天堂の株主総会。 このために株を始めたようなものなので。ずっと黙ってましたが。
ですが、愛媛在住で結婚して子どももできたのもあり、行く機会がなかなかありませんでした。 今から思えば無理してでも行っておくべきだったと後悔しています。 まさか岩田聡さんが亡くなるとは思わなかったので。
しかし今は仕事で(しばらく)神戸に来ており、この機会を逃すと次はないかもと考えて、 休みを取って京都に行ってきました。
ただ、任天堂株主総会の質疑応答は公開されており、毎年レポートを上げているファンもいるので、自分の生の体験だけ記載します。
総会が始まるまで
神戸から1時間半かけて、会場に到着したのは9:15頃でした。 株主総会は始めてなのですが、最寄り駅から数十メートルごとに案内があってびっくりしました。 まあ株主総会自体始めてなので、どこもそんな感じかなと思いますが。
ちょっと遠慮気味に右側のやや前よりの席に座ったのですが、良かった点と失敗した点がありました。 良かった点は、右側の席は宮本茂さんがよく見える席だったことです。 失敗したのは、持ってきたメガネが度の低いものだったことです。 あまり鮮明に見れませんでしたorz
質問で印象に残ったところ
まずは宮本さんが楽しそうだったところですね。 例えばこの質問。Tweetでは「今後どうなるかわからない」と書かれていますが、 楽しそうに「今後のことは分かりません」と言ってたんですね。
(続き)
— あれっくす (@NStyles) June 27, 2019
宮本:クラウドについては今後どうなるかわからない。
ローカルですべて処理する時代は終わっていくが、ローカルで処理するから面白いもの残る。
他社がやっていることを取り込んで、他社でもできることを任天堂でもできるので任天堂を選んでくださいと言う方針は取らない。
開発系の質問は隣にいた高橋伸也さんがメインで回答していたのですが、 高橋さんが話をしているときに、宮本さんも話をしたくてウズウズしている感じがありました。 逆に高橋さんも楽しそうに話をしてて、いいコンビになってました。
社長の古川さんは議長だからなのか初めてだからなのか割と淡々としていましたが、 たまに見せる本音が面白かったです。
例えばQ18の「ビデオゲームの歴史や文化に関する資料等の保存」のときに 「CSRという観点は考えたことありませんでしたが」というコメントをしてました。
終わったあとはamiiboの撮影会。
質問するとしたら
自分は結局質問しなかったのですが、 質問するとしたら開発スタイルについてかなぁと。 Q7のコミュニケーションについての質問に近い感じで。
なぜかというと、BotWの開発スタイルの話が思い浮かんだからです。
このあたりが聞けたら面白いかなと思いました。
あとは最近問題になってるレガシーシステム、あまりないとは思うんですが、 ゲーム業界は「新しいものを作ること」がメインなので、効率化とは馴染みにくいんですよね。 このあたりを両立できているのかなぁとか。
やっぱり自分はIT系で開発していると、そういうところが気になります。
おまけ
帰りに京都駅で、風呂敷を買ってきました。
撥水力が高すぎて意味わからないです。
←なんとかペイを使う気になれない