「エンタープライズ向け」はもっとも低品質
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技術センスのない仕様
IT関連の仕事をしていると、当然のことながら、 外部システムとの連携が必要になります。
しかしその仕様の中には「今さらこんな技術を使うの?」というものが多く見られます。
具体的にはXML関連の技術、特にSOAPとSAMLはやめてほしいです。 せめてXML-RPCくらいですね。
もちろん連携仕様としてSAMLが必要なケースはあるでしょう。 ただ、どう見ても必要ないケースで使われています。
20年前と今の違い
20年前はそうではありませんでした。
自分が日本IBMに入った2002年頃は、 Linuxはようやくジャーナリング機能やLVMが入った程度で、まだ後追いでした。
しかし今のIT業界を席巻しているのはGAFAと呼ばれる企業で、 いずれも元々はコンシューマ向けの企業です。
それらのコンシューマ向け企業が企業向けに開発したものが、 もともと「エンタープライズ向け」として開発しているものより選ばれるのが現実です。
その象徴的なのが、CIAがIBMからAWSを選んだ件でしょう。
センスは学ばないと身につかない
このあたりの感覚って、たぶん分からない人はずっと分からないと思います。
なぜなら、こういうのは自分で学ばないとなかなか身につかないからです。
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