株式会社メンバーズエッジに転職して半年が経ちました

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仕事

感想を一言で

正直うまく行きすぎなのが心配なくらいです。

うまく行っているとはいえ、 半年も経つと会社の仕組みがだいぶ分かってきて冷静に見れるようになったので、 そのあたりを中心に書いてみます。

最近の仕事

まず最近の仕事。チームの人数も増えて新規開発を任せることが多いため、 自分はコードレビューや、技術サポート、あと諸々の改善をやることが多いです。 やっていることは「テックリード」に近いですね。

自分がこの立場を選んだのは3つ理由があります。

1つ目は責任感です。 自分は前の会社ではJavaでバリバリプログラミングをしていて、 プライベートでもいろいろ開発をしていたし、今のプロジェクトに入ったのもチームメンバーでは最初なので、 自分が書いた方が早いのかもしれません。 ただそれだとチームとしての力は向上しません。 これが嫌で転職したようなものなので。

2つ目は今までできなかったからです。 自分はこれまで開発はできたのですが、チームビルディングとか、マネジメントだとか、 コードレビューとか、そういう経験が皆無でした。 本で知識だけはあったんですけどね。ドラッカリアンだし。 なので自分がやったことのないことに挑戦できるいい機会だと思っています。

3つ目は改善活動が好きだからです。 自分はタスク管理マニアなので、普段からいろいろな改善をやっています。 そういう知識や経験が生かせるのも楽しみの一つです。

会社の特徴

まず入社直後に意識したのが、「上場企業のグループ会社」ということです。 自分が勤めている会社はメンバーズエッジですが、 親会社がメンバーズというWebサイト運用、マーケティング支援が強みの会社です。 まあ入るまで調べなかった自分も悪いのですが・・・

「上場企業のグループ会社」というのは良い点もある反面、不自由な点もあるのですが、 日本IBMみたいな硬直した組織ではない日本IBMみたいな硬直した組織ではないとだけは言っておきます。 どちらかと言えば「正しいことをちゃんとやる」会社ですね。

もちろん上場会社としてこれを言っちゃダメ、やっちゃダメというのはいろいろあるので、気を付けています。 特に株価に影響するところは厳禁ですね。

あとちょっとびっくりだったのが、自分のキャリアに対する考え方と、 メンバーズ社長の剣持さんの考え方が一緒だったことです。 社長なので「職場環境を作る」という言い方になってますが、本質的には同じです。

まあこれについては知識社会に生きる以上当たり前の考え方なので、びっくりしたのはちょっとだけですが。

スピード感

次にスピード感の話です。 自分としてはこれくらいなら十分かなという感じです。 入社半年でいろいろ変わりました。

ただ、「今までよりはいい」とは言えますが、他の同程度(1000人)の企業と比べてどうかは分かりません。 何せ自分が今まで勤めてたのが意思決定が遅い、必要な意思決定をしない会社だけだったので。

若い人が多い

平均年齢が若いです。中途採用については20〜30代前半が多い印象です。 40代は自分が知っている限り4人(社長含む)だけですね。

自分としては若い人とやる方がやりやすいと感じます。 ただ、たまにジェネレーションギャップを感じます。 199X年頃のネットの話とか、198X年頃のゲームの話とか通じないことが多いので・・・ 具体例を挙げると「ヤシガニと言えば作画崩壊」とか。

being型の人向きの会社

自分としては入社前に不安がありました。 特に自社開発でも請負開発でもないので、やりがいはどうかなぁと。 ただ、実際入って仕事をしてみると、やりがいに対する不満はないですね。 SIerのような上下関係で言われたことだけをやるのではなく、 フラットな関係でサービスを成長させることが求められているので。

一方で入社してからのモヤモヤ感の原因の1つは、 うちの会社を積極的に勧める理由というのが思いつかないところです。 SIerの客先常駐SESと比べると全ての点において上なので楽なのですが、 どうしても自社開発と比べるとなぁという感じがありました。

ただ一つ思い当たることがあって、 「転職の思考法」という本にある、人間を2パターンに分ける方法です。

  • to do(コト)に重きをおく人間・・・何をするのか、で物事を考える。明確な夢や目標を持っている
  • being(状態)に重きをおく人間・・・どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視する

この本によれば、being型の人間が99%だそうです。 自分もbeing型の人間です。


このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

なので自分としてはただの労働力ではなく開発に深くコミットする、 しかし外部の人間として客観的に見る、 そんなプロフェッショナルを目指している人にとってはいいんじゃないかなーと思います。

グループ全体に言えるのですが、知識集約型の企業を目指している感じなので、 自分が当てはまると思ったら検討してみればどうかなと。

まとめると

結局良いことしか書いてないですねw

半年で一番意識するようになったのは「上場企業のグループ会社であること」ですね。

さいごに

うちの会社の酸いも甘いも分かっている人が書いたインタビューです。 ただ、今と違うところも結構あるんですよね。そこだけは注意。

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