デイリースクラムでのPOとSMの役割

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スクラムガイド2020

ちょっと仕事関連でスクラムガイドを読み直していたのですが、1点気になる箇所がありました。

プロダクトオーナーまたはスクラムマスターがスプリントバックログのアイテムに積極的に取り組んでいる場合は、開発者として参加する。

原文だとこれです。

If the Product Owner or Scrum Master are actively working on items in the Sprint Backlog, they participate as Developers.

これって兼任のことを指している?と思って社内で聞いてみました。結論としては「帽子を被り直す」という意味のようです。

帽子の例え自体はリファクタリングで知ってて、実装をするときは実装に集中し、リファクタリングをするときはリファクタリングに集中することを帽子のかぶり直しに喩えたものです。つまりプロダクトオーナーとスクラムマスターが実際の作業に取り組んでいるときは、あくまで開発者として発言しなければいけないということです。

とは言え実際には兼務はやらない方がいいと言われているし、実際そうだと思います。この本でもそう書かれていますし、

実際のチーム開発でも開発者の視点だけだと「全体最適化」ができないんですよね。