2015年6月15日月曜日

日本のネットを荒廃させた「主犯」は誰か

自分は何度も「今のインターネットには幻滅している」と書いています。もちろんその事実は揺るがないのですが、少なくとも自分がネットを始めた1995年頃はそうではありませんでした。2000年前半の頃は問題はあれど、まだ無法地帯ではありませんでした。

こういう話をするとおそらくみんなが想像するのが「2ちゃんねる」(以下2ch)です。しかし、2chが主犯ではありません。なぜなら、2chは最初から「痰壷」として生まれたものだからです。誰もが汚い、醜い一面を持っています。それを消すことはできません。だから、汚いものは、汚いと認識されている場所に隠します。

逆に言えば、汚いと認識されている場所にあるものは、汚いものだと分かります。だから、結果的に本当な場合もありますが(日本IBMのブラックぶりなど)、2chにある情報をそのまま本気にする人はいません。

もちろん、隠したから何でも許されるものではありません。犯罪予告をすれば逮捕されます。「汚い場所を作っていいのか」という論点もありますが、これも一概には言えません。ただ、汚いものが汚い場所にある状態は、少なくとも無法地帯ではありません。しかし、この15年ほどで、日本のネットは真の無法地帯になってしまいました。

15年前のネットと今のネットの大きな違いは以下の2つです。
  1. 汚い場所とそうでない場所の区別がつかなくなった
  2. 汚いものとそうでないものの区別がつかなくなった
2つに分けましたが、この2つは密接に関係しています。なぜなら、汚いものが汚い場所にあることで、汚いものの区別が可能だからです。

その意味で、コピペブログ(まとめブログ)は、汚いものを汚い場所から引き離し、汚くないように見せようとした悪質なものです。だからもちろん、日本のネットを荒廃させた大きな要因の一つです。しかし、これも「主犯」ではありません。なぜなら、これより前に同じことをした奴がいるからです。それこそが「主犯」です。

汚いものは汚い場所というのは、「情報」に限った話ではありません。Warezもそうです。ネット黎明期のころは、「Warez=近寄ってはいけないもの」という認識があり、そういうものがあることは知ってても、誰も近寄りませんでした。そもそも詳しい情報なんて載せるはずもなく、もしかすると近寄ってた人がいたかもしれませんが、当然ながらそんなことは話すはずがありません。

繰り返しますが、「近寄ってはいけないもの」だからWarezを擁護するわけではありません。ただ、相手がハエ程度の存在なら、ハエたたきを持って来れば十分です。相手がハエではなく、熊だからこそ、ライフルを持ってきます。

しかし、日本だとWinnyが出てきてから、「近寄ってはいけないもの」という認識がなくなってしまいました。しかし、Winny、もしくはその開発者の金子勇さんが主犯ではありません。なぜなら、個人的にはWinnyが価値中立とは到底思えませんが、それでも、有罪というには抵抗感があります。

一方でアメリカでは、WinMXやNapster(初代)が生まれ、かつ早々に潰され、ネット民からは「悪法」と言われるデジタルミレニアム著作権法(DMCA)も早々に成立しているにも関わらず、iTunesを始めとした合法サービスが早々に普及しています。しかし、この点で日本は大きく出遅れていました。しかし、先に挙げたように、ネット民の言う「悪法」が原因なら、アメリカは日本よりも遅れているはずです。

日本とアメリカの大きな違いはただ1つです。それは「Warezが一般人まで普及したかどうか」です。すなわち、Warezを一般化させた張本人が主犯です。そして、その悪影響はWarezだけにとどまらず、コピペブログなどにも及んでいます。その日本のネットを荒廃させた主犯はこいつです。

"金髪割れ厨" 津田大介

自分は金子勇氏を不当逮捕というつもりはありませんが、少なくともこれは言えます。金子氏でなくこいつを逮捕しておくべきだった。金子氏とは違い、明らかに違法性を認識してるので、立件も容易だったはずです。しかも、こいつは罪の認識すらありません。自分からすると津田大介は100%の、混じりっけのない「人でなし」です。

こいつを擁護する人たちも同罪です。こいつの仲間と思われることがどれだけ大きなリスクなのかを理解していません。言ってることがまともだから敵のように扱うなと言ったバカには本当に呆れます。

もうネットに「自浄作用」が生まれる余地はありません。となると残る選択肢は2つです。無法地帯か、徹底的な規制か。どちらがマシかと言われると後者です。もう徹底的に規制されればいいです。自分もこんな憎しみに溢れた記事を書かなくて済むので。