今日はあちこちで「ステマ」という単語が飛び交っていて、Googleの急上昇ワードにも出てくるくらいなので少し書いておきます。
その前にまず「ステマ」とは何かですが、これは「ステルスマーケティング」の略です。意味は大ざっぱには「関係者ではないように見せかけて宣伝すること」です。なので別に新しい概念ではなく、「サクラ」の言い換えといってもいいでしょう。
ではなぜいまさら問題になってるのかというと、伝えるメディアが一般的になって、影響力が無視できなくなったからです。Twitterでの口コミもありますし、食べログのようなサイトもあります。
この問題に対しては消費者庁が動いて、インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項」の公表についてという文書を2011年10月28日に公開してます。また、「食べログ」で店の評価を操作という話もあります。なので、大問題に見えるかもしれません。
確かに「ステマ」は問題ですが、この騒動に踊らされて、本当に問題なものを見失ってはいけません。本当に問題なのは、「はちま起稿」「オレ的ゲーム速報@刃」といったブログの存在です。これらはニコニコ大百科のエントリにあるように、デマ、誤報、捏造などを繰り返しています。これらは、刑法 第二百三十三条 虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の信用を毀損し、又はその業務を妨害した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。に該当します。つまり、最高で懲役刑です。一方でステマは、不当景品類及び不当表示防止法なので、違反した際には措置命令が下ります。無視しない限り、すぐに刑務所行きということはありません。どちらが重いかは一目瞭然でしょう。
Twitterを見てると、「ステマ」を問題にするあまり、もっと大きな信用毀損を蔑ろにする人も見られます。同列に語ろうとする人すらいます。これは、電車で騒いでいる人と、ナイフを振り回して人を傷つけている人を同列に見るようなものです。信用毀損は重罪です。まずこれらを撲滅することに力を注ぐべきです。
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